≪ヒツジも要チェック!≫

これから書く事はすべて勝手に自分が考えている事であって、

少し間違っている事もあるかもしれない。

あくまでも個人的な思い込みの発言だが、

ほんのちょっとプロ寄りの発言ではある、と思う。

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狂牛病・・・プリオンという生物か生物でないかよくわからない病原体で起こる恐ろしい病気。

初めてこのプリオンの話を聞いたのが大学の頃、20年くらい前。

その時は病理学講座の助教授に『スローウイルス感染症』と教わった。

ウイルスらしい病原体が原因で起こるが、潜伏期間が長いということで

『スローウイルス感染症』と言われていたらしい。

当時もよくわかっていなかったためか、他の大学を卒業した

同じ年くらいの獣医に聞いても講義を受けていないという話がほとんど。

まだ公には認知されていなかったのかも。

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その状況で助教授は次のような事を教えてくれた。

人でヤコブ病というものがあり、ある未開地の部族で人から人への感染が認められている。

その部族は、死者の記憶を引き継ぐために使者の脳を食べる習慣があったそうだ。

そして羊にも同じ様な病原体で起こる病気がある、名前は『スクレイピー』。

狂ったように体中を痒がり、そして死んでいく奇病。

羊では吸血昆虫(アブなど)が媒介するのではないかと教わったように記憶している。

同じ病原体である可能性が高く、羊から人への可能性もあると聞いた、ような気がする。

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『スローウイルス』という以上、熱を加えれば病原体は死滅する、

と勝手に思い込んだ自分はその日から肉は充分加熱してから食べるようになった。

ジンギスカンは大好きだったので、よ〜く火を通して食べていた。

と・こ・ろ・が!!牛に同様の病気??

しかもウイルスではなくてプリオン??プリオンって熱で壊れないんだって〜?!

牛も羊も恐くなった。

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今、日本の牛は大騒ぎして全頭検査をやっているのでほぼOK、だろうと信じている。

検査をやっている友人は100%ではないと言っているが…

アメリカからの輸入牛がどんな形で再開されるのか非常に興味がある。

きっといい加減な形で決着するに違いないと思うが…

これは本当に恐い、気をつけていてもどこかできっと自分の口にも入ってくる。

感染確率は低いにしてもかかってしまったら死ぬんだよ?

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そして本題の羊(ヒツジ)。

もともと羊の肉骨粉を牛に与えて狂牛病が始まったんでしょ?

なんでみんな羊をマークしないの??

日本での『スクレイピー』の発生はたくさんある、最近でも。

その羊の脳を使った料理もあるそうだし(食べた事はないが…)。

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数年前ある保健所の人間に訪ねたことがある。

『狂牛病騒いでるけど、羊のほうは放っておいてもいいの?』

その答えは

『牛が落ち着かないうちに羊で騒ぐとパニックになるんじゃない?』

自分で自分を守らなきゃいけないんだね。

丸投げの得意なアメリカの犬の『あの人』は絶対に僕らを守ってはくれない。

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